採用難で苦戦している企業は、求人費用ではなくオフィス環境に投資しよう
新聞やニュースで人手不足の深刻化が叫ばれています。
私も経営者の方から「人が採用できれば業績が上がるのに…」といった声を聞くようになりました。
弊社も中小企業ですが、中小企業の人手不足はさらに厳しい現状があります。
大手と比べて知名度も低く、給与水準や福利厚生も大手の方が勝っている場合がほとんどです。
会社が求職者に選ばれる立場になり、求人広告をかけているだけでは採用は難しくなってきています。
採用活動をしている企業様からは次のようなお声をよく聞きます。
・コストをかけて求人媒体に広告を出しても、人が集まらない
・若手を採用したいが、40~50代しか集まらない
・人が集まらないので仕方なく妥協採用をしている
・内定を出したのに辞退をされた…。音信不通になってしまった…。
私共も同様の経験を何度かしてきました。
採用難で苦戦している企業様におすすめしているのが、
「まずはオフィス環境の整備に投資をしてから、求人広告をかける」ことです。
実は、就職活動をする学生に行ったアンケートによると
「企業選びにおいてオフィス環境を重視する」と答えた学生は90%にも及びます。
第一印象の重要性はよく説かれますが、
オフィスは人よりも先に求職者を出迎え、第一印象を左右する会社の顔です。
オフィス環境は採用活動において諸刃の刃になります。
実際にオフィス環境を整備している企業様は採用力が向上しています。
いくつか事例をご紹介しましょう。
携帯ショップを運営するA社様では、
本社オフィスをリニューアルして販売スタッフ用のおしゃれなカフェスペースを作りました。
また、内装もキレイにしました。その結果、以前と比べて採用のエントリー数が約1.5倍になっています。
建設業のB社様では、2年間採用が全くできていなかったのですが、
オフィスを新築して清潔感のある事務所になったことで
採用の流れが変わり、半年で4人も新規採用することに成功しています。
広告業のC社様では、オフィスをおしゃれにリニューアルして、
SNSでオフィスの写真をPRするようになってから、
採用コストをかけることなく、求職者をSNS経由で集めることに成功しています。
これらの事例はオフィス環境によって採用力が向上したごく一部の事例です。
オフィス環境を整備することで企業の魅力を高め、採用力アップすることができます。
具体的には、次のような取り組みが考えられます。
・オフィスにカフェスペースやリフレッシュスペースを設置する
・汚れたカーペットや床シート、壁クロスを張り替える
・机や椅子を新調する
・面接で利用する会議室の内装をリニューアルする
・エントランスをおしゃれにする など
オフィス全体をリニューアルしなくとも、部分的な改修でも効果は見込めます。
現状の採用力で応募が来ないのに、求人広告に費用をかけ続けても成果はさほど変わりません。
それなら、一旦、求人にかけていたコストをオフィスに振り向けて、自社の採用力を高めてから、求人広告をかけてみてはいかがでしょうか?
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株式会社マルゼンでは、おしゃれなオフィスのレイアウト設計に対応しています。
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