結露で壁がカビ・サビ!耐久性アップの塗装工事の工事例
沖縄県那覇市に本社を置き 沖縄県のオフィスづくりをサポートしている 沖縄オフィスづくりナビの比嘉です。
定期的にご相談をいただいているお客様より、事務所の壁に関するご相談を受けました。
お話を伺うと、事務所内にある水槽を新しく交換することになったのですが、それに伴い、水槽が設置されていた箇所の一部分の壁にカビの発生と内部のサビが確認されたとのことでした。
現場を確認したところ、水槽が設置されていた壁面一部分は、水槽からの結露と、隣の加工場からの水漏れが原因で、深刻な状態にありました。
- 表面のクロス(壁紙):結露や水漏れにより水分を吸い込み、カビが生え、劣化が進んで剥がれている状況。
- 壁の内部:クロスを剥がし、中の石膏ボードを外すと、間仕切りの鉄骨(軽量鉄骨)一部分がサビでボロボロになっていることが判明。特に水槽が置いてあった高さの箇所部分に集中していました。
- 事務所側:壁の反対側にあたる事務所内側の壁面(クロス)にも、カビが染み出し、変色していました。
このままでは建物の構造にも影響が出かねないため、早急に壁の改修工事を行うことになりました。

耐久性と防水性に優れた塗装工事で安心を
客様の事務所での業務に支障をきたさないよう、作業の際は細心の注意を払って養生を徹底。解体作業の際の粉塵・塗装の工程の際の粉塵が、事務所側や売り場の方まで飛散しないようにいたしました。

水槽が置かれていた壁の劣化部分の撤去・交換:カビ・サビの根本を断つ
水濡れとカビ、サビで劣化・腐食した一部分の建材を撤去し、新しいものに交換しました。
- カビの生えたクロスと石膏ボード
- サビてしまった間仕切りの鉄骨(軽量鉄骨)
ケイカル板の採用と塗装仕上げの提案
新しい壁材には、もともと使われていた**ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)**を採用しました。
ケイカル板とは:不燃性・耐火性・防湿性・防カビ性などに優れており、湿気の多い場所などにも使われる建築材です。
ケイカル板はクロスを貼るよりも塗装との相性が良いという特性があります。今回は再び新しい水槽が設置されるため、防水性に強い塗装での仕上げをご提案しました。
防水性のある塗料で塗装工事を実施
新しいケイカル板には、防水性のある塗料を使用し、ローラーを中心に塗り作業を行いました。
- 色:事務所内の他の壁の色に合わせて、ホワイトをご提案し、お客様に選定いただきました。
- ツヤ:汚れにくいというメリットがあるため、お客様の目に触れる側(水槽側)は五分ツヤ(控えめなツヤ)、事務所側は三部ツヤで仕上げました。
- 工程:塗る前の下処理としてパテ処理や研磨を行い、色ムラなく仕上げるために複数回に分けて塗装し、送風機(扇風機)でしっかりと乾燥させました。
- 作業時間:3名の職人で、約5時間と短時間で作業を完了させました。

水の流れを確保するための工夫
隣接する加工場からの水漏れ対策として、水の通り道が塞がれていた箇所にハツリ(コンクリートなどの破砕)を入れ、水がスムーズに水路へ流れていくように施工しました。これにより、水漏れが壁内に溜まるのを防ぐ工夫を施しました。

お客様の声:今後の安心に繋がる工事
工事完了後、お客様からは「ありがとうございます」とお褒めの言葉をいただくことができました。
水回りに近い箇所の壁は、水槽の結露や水漏れにより、知らず知らずのうちに内部が劣化している場合があります。今回は、水槽の交換を機に内部のサビやカビが発覚しましたが、改修できたことで、建物のさらなる劣化を防ぐことができました。

沖縄オフィスづくりナビでは、お客様の抱える課題に対し、最適な材料と工法をご提案することで、耐久性や機能性の向上を目指しています。特に湿度の高い沖縄においては、防水性や防カビ性の高い改修が重要になります。
オフィスづくりナビでは、 壁の改修工事以外にも、内装工事全般、ブラインドの修理や新調、クリーニング、廃棄なども承っております。
また お客さまのお悩みや ご予算などのご要望をしっかりお伺いし 状況に合わせて柔軟に対応させていただきます。
またオフィスの一括窓口として オフィス移転検討段階から オフィス設計 アフターフォローまで移転業務をトータルサポートします。
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