『地震に備える~オフィス家具の転倒防止対策~』ワークスタイル通信 Vol.03
東日本大震災以降、日本では地震が多発しています。業務時間中に地震が発生することで、オフィス家具が転倒し、社員がケガをすることがあります。
実は地震によるオフィス内の人的被害の大半は、家具の転倒や落下によるものだと言われています。被害に遭う前にオフィス家具の転倒防止対策を行いましょう。
オフィス家具の転倒防止対策
地震発生時、収納家具が転倒したり、収納物の落下や引き出しが飛び出す危険性があります。以下の対策が施されているか確認しましょう。
- 対策① 転倒防止金具を用いて、天井・床・壁に固定する
- 対策② 収納家具の連結部分を転倒防止
- 対策③ 重心を安定させるために収納家具の下段に重い物を収納する
- 対策④ 引出しの飛び出しを防止するラッチ機能付きの収納家具に変更する

ガラス付近の転倒防止対策
地震発生時、収納家具が転倒したり、収納物の落下や引き出しが飛び出す危険性があります。以下の対策が施されているか確認しましょう。
- 対策① 窓ガラス付近に背の高いオフィス家具を設置しない
- 対策② オフィスの窓ガラスに飛散防止フィルムを貼り付ける
- 対策③ オフィス家具のガラス扉に飛散防止フィルムを貼り付ける
- 対策④ 窓ガラスを防災ガラスに変更する

ローパーティションの転倒防止対策
ローパーティションは直線状に設置することで、ちょっとした接触や揺れで転倒しやすくなります。また、什器のように執務スペースから設置場所を離すことができず、重量があるので大変危険です。
- 対策①レイアウトを変更してコーナー箇所を増やすことで安定性を高めるL字型、コの字型、H字型、T字型のレイアウトを取り入れる
- 対策② 転倒防止金具を用いてローパーティションを床・壁に固定する
- 対策③ ローパーティションの下部に安定脚を取り付ける

複合機の転倒防止対策
地震が発生した際にオフィス家具が転倒した衝撃で、オフィスの窓ガラスやキャビネットなどのガラスが割れて社員がケガをする危険性があります。
- 対策① キャスター部分をロックするキャスターロックを設置する
- 対策② 転倒防止金具や専用の鎖を用いて複合機を床に固定する
- 対策③ 複合機用耐震バンドを用いて複合機を壁に固定する

キャスターロック
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